9.04 「夏休み」って何だ!?→「教職員研修」

IMG_0365.jpg 先日、テレビを観ていたら、「夏休みは何のためにあるの?」という質問に対して、「教員が研修をつむ期間」との回答。私にとっては想定外だっただけにかなり驚いた。
 早速、インターネットで調べてみた。ウィキペディアでは、出典が示されず不十分としながらも「日本の教育機関の場合、正式名称は「夏季休業」といい、校舎などに冷房設備がない場合が多く、太平洋高気圧支配下での授業が暑熱により困難なので、その間を休業とするためとされる。そして、その期間に期待される教育効果の主たるものは、普段学校では体験することの出来ないことへの児童・生徒の挑戦とされる。また、家業手伝い、藪入りの習慣の影響、学事年度間の夏休みの影響、教員採用試験や教職員の研修など授業等の実施中では行いにくい校務や職員の休業などの目的も考えられる。」と説明している。これなら、私なりに腑に落ちる。また「文科省に聞いてみた」とのページを見たが明快な回答は得られない。それならと法律を調べてみたが、休業日としての「夏季休業日」の記述はあるが目的や意義は見当たらない。
 それでは、実際に教員の夏休みはどうなっているのだろう。「テレビの回答のように研修はやっているの?」と聞かれそうである。「先生は夏休みがあっていいね。」とよく言われたが、完全週休2日制となった2002年からは、教職員は通常通り勤務している。それどころか、普段はできない研修や会合等でなかなか忙しい。本校も、夏季休業中に3回の校内研修を実施した。
 第1回(8/7)は、「学習指導の資質向上」として科学館で外部講師を招いて行った。第2回(8/10)は、「学校の危機管理」として消防署員の指導のもと救命研修と、アクションカードを用いた研修を実施。さらに第3回は、来年度からの「特別な教科 道徳」に関わる研修と学力調査の分析・対応策について検討した。
 第2回のアクションカードを用いた研修では、教職員が10数名ずつ3つのグループに分かれて、消防署員が示す危機状態を2グループが演出し、残るグループが対応に当たる。最初の危機は廊下で起こった。生徒役の一人が急に倒れ込んだ。大騒ぎする生徒役の教員が取り囲む。知らせを聞いて駆け付けた教員が、騒ぐ生徒をけん制しながら救急車とAEDの手配をする、さらに懸命な救命措置が始まった。心配そうな生徒役はなかなか離れない。ここでの学びは、教員の手が足りないときの生徒への働きかけである。パターンを変えて各グループが対応実践に当たった。回を重ねるごとに対応がスムーズになった。学校危機は、どんな場面でどんな状況で発生するかわからないだけに、危機対応を体験するという重要な研修となった。

教職員研修(心肺蘇生).jpg職員研修(アクションカード2).jpg職員研修(アクションカード3).jpg

2018年9月

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